やっぱりもう1つくらい温泉に入っておきたいので、また明礬温泉に戻って今度は泥湯で有名な
別府温泉保養ランドへ。建物からして昭和な香りのする少し古めかしい施設。中も然り。フロントで入浴料を払って、お風呂のある方へぐんぐん歩いていきます。

この別府温泉保養ランドは露天の泥湯が有名なんだけど混浴。写真を見る限りではお湯に入れば全く見えなさそうだけど、お風呂に入るまでに見られてしまうのか!? フロントや脱衣所にお風呂の配置図がありましたが、よく分かりません(^^; しかも屋外のむし湯は男女別だけど行く途中の道が配置図では切れてるし…。そんなワケで、まず脱ぐ前にお風呂の配置を軽く偵察。
脱衣所のすぐ前に「コロイド湯」があります。ここから屋外の「むし湯」に行くには、3mほど仕切りのない通路(男性が露天風呂へ行くルートと交差)を通らないといけないので、バスタオルを巻いて走らないといけません。うむ、むし湯は却下。
屋内の「鉱泥(どろ湯)」は、コロイド湯と屋内廊下でつながってるので問題なし。ここから先は服を来たままでは進めなさそうなので、とりあえずコロイド湯⇒屋内のどろ湯に入ることに。コロイド湯は白濁でめちゃ熱い。少し体を温めてから、屋内の泥湯へ。結構サラサラしてて程よい熱さ。ここは成分が強いのか、顔への泥パックは禁止。
そしてこの屋内の泥湯から屋外ゾーンを入念に確認。
まず、地図で「離れ」のようなところにあった自律神経失調症にきく露天は、塀や囲いのない通路(しかも男性の露天ゾーンの周囲)を歩かないといけないので、このお風呂も断念。そしてメインの露天の泥湯は混浴だけど、確認すると裸を見られず入浴できるようなので、「これならいけるか!?」と思い、ついに混浴デビュー。
まずは仕切りと屋根のある屋内ゾーン(男湯から見えない)から露天風呂の中に入ります。この露天の泥湯は結構深さ(正座して座ると、口あたりまで浸かってしまうくらい)があり、全く透明度がないので、ここから顔だけ出してしゃがんだ状態で混浴ゾーンへと前進していきます。ずっとしゃがんだ状態ですが、不思議な浮力があって30分ほど浸かってても疲れません。
混浴だけど一応男性ゾーンと女性ゾーンに仕切られてるので、女性ゾーンの方に男性は入ってこれません(強行突破はできますが(^^;)。先に女性客も何人か入ってたので比較的入りやすく、私たちは女性ゾーンの入口近くに陣取ってましたが、男性用通路はこの露天をぐるりと歩いてこないと行けないので、前だけ隠した男性客と目が合ったりもします(^^;
何度かこちらに来ているお姉さんとお話しすると、露天の泥湯は顔に泥を塗ってもいいとのことなので、キレイな泥を顔に塗り少し乾いてから洗い流してみると、お肌はツルツルになるけど、お風呂から出てからも顔は硫黄臭かったので、臭いの気になる方はご注意ください(笑)
こんな感じで混浴デビューしましたが、さすがに私も透明度の高いお風呂や、入口で見られるような混浴はNGですね。全く見られなくても混浴は絶対イヤ!という方は、コロイド湯と屋内泥湯だけなら大丈夫です。普通にキレイなお風呂がいい場合はここはオススメできませんが、ちょっとマニアックな温泉でもOKな方は別府らしくて面白いかもしれません。
●別府温泉保養ランド
http://www18.ocn.ne.jp/~hoyoland/脱衣所は脱ぐだけ(鏡とかドライヤーはもちろん無し)、浴場にもシャンプーするような場所がありません(掛かり湯程度)ので、ご注意ください。